浄榮寺について
ご挨拶
当寺は親鸞聖人の教えを伝えるために、約800年の法統を伝えてきました。人生は喜びと悲しみ、また理不尽なことに満ちています。しかしそこには大きな意義も存在しています。生老病死を通して、人々に「生まれた意義と生きる喜びを見出していただく」それが真宗寺院の存在意義であります。当寺は来る人は拒まず、去る人は追わず、いつでも誰にでも自由なお寺として、これからもこの地にあり続けます。
由来・歴史
真宗大谷派浄榮寺の創建は、鎌倉時代初頭にさかのぼります。
当寺は、源頼朝の弟である蒲冠者・源範頼の一族によって開かれ、当初は真言宗の寺院として建立されました。
その後、室町時代に入ってから、浄土真宗中興の祖とされる蓮如上人の教化を受け、念仏の教えに帰依し、真宗門徒の道を歩みはじめました。
戦国時代には、相模一国の支配を強めていた北条氏が、領内の真宗寺院に対し、浄土宗など他宗への改宗を迫る動きを強めました。多くの寺院がその圧力に屈する中、当寺は改宗を拒み、最後まで信仰を守ろうと抵抗を続けましたが、力及ばず敗れ、出羽の国(現在の山形県)へと落ち延びることとなりました。
やがて時代は変わり、北条氏の滅亡と江戸幕府の成立により、再び帰郷の道が開かれました。江戸時代初期には、当寺の縁者であり、徳川幕府の船奉行を務めた向井将監の助力を得て、現在の地に寺を再興。以来三百有余年、地域の人々の信仰の場として法灯を守り続けています。
幾多の困難を乗り越えながら、今日まで受け継がれてきた真宗大谷派浄榮寺は、今もなお仏の教えをたよりとし、念仏のこころを地域に伝える寺院として歩みを続けております。
施設概要
施設名 | 真宗大谷派浄榮寺 |
代表 | 蒲 信一 |
所在地 | 〒238-0047 神奈川県横須賀市吉倉町1丁目30番地 |
アクセス | JR横須賀駅下車、横浜方面へ徒歩15分 京急安針塚駅下車、横須賀方面へ徒歩10分 JR横須賀駅よりタクシー10分 京急横須賀中央駅よりタクシー15分 |
お車でお越しの方 | 横浜横須賀自動車道路「横須賀」IC下車15分。 横浜横須賀道路横須賀IC下車後、そのまま左車線を進み、本町山中有料道路を通り、国道16号線を横浜方面に鋭角に右折、トンネルを二つ出たところの吉倉町の信号を左折。墓地の手前を左折し、正面が浄榮寺。 |
電話番号 | 046-822-1823 |
FAX | 046-822-5970 |
真宗大谷派東本願寺 | https://www.higashihonganji.or.jp/ |
東京教区 | https://ji-n.net/ |
お問い合わせ
〒238-0047 神奈川県横須賀市吉倉町1丁目30番地
TEL 046-822-1823